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🌏“好き嫌い”で決めてもいい。|感覚は立派な判断基準。【E.Tライフケア代表・恵本崇|社長の頭の中/第7回】

■ 経営者ほど、「好き嫌いで決めたらあかん」と思い込んでいる。

リーダーや経営者になると、こう思いがちです。

「公正でないといけない」
「感情に流されてはいけない」
「好き嫌いで決めるなんて、子どもみたいや」

たしかに、理屈だけでいえばそうかもしれない。
でも、僕はこう思います。

好き嫌いは、人間が持っている“最古のセンサー”。
むしろ、信じていい。

どれだけ立場が変わっても、
“人としての感覚”が一番正直なんです。


■ 好きな人と働くと、なぜか成果が出る。

好きな人と仕事をすると、空気が軽くなる。
会話が自然に増える。
行動が前向きになる。
相談がしやすい。

結果として、成果まで伸びる。

逆に、嫌いな人と仕事をすると、
すべてが“作業”になる。
気を遣う時間も増えるし、判断も遅くなる。
無駄に疲れる。

この差は、理屈じゃ説明できない。
でも、誰もが経験したことがあるはず。

好き嫌いは、生産性に直結する。
だから判断基準としては、むしろ合理的なんです。


■ 「好き」はエネルギー。「嫌い」はサイン。

好きなものには、自然とエネルギーが湧いてくる。
時間を忘れて取り組める。
そして、人を巻き込む力がある。

反対に“嫌い”にも意味がある。

嫌い=悪ではなく、
「自分の強みを発揮できない領域」
「価値観が合わない領域」

という大事なサイン。

嫌いを避けることは逃げではなく、
自分のエネルギーを正しく使う選択。

これは経営にも、人間関係にも同じことが言える。


■ 公平であることと、好き嫌いを持つことは矛盾しない。

「社長なんだから、公平でいないといけませんよね」
そう言われることがあります。

もちろん、公平であることは大事です。
でも、だからといって「好き嫌いを持ってはいけない」わけではない。

公平さとは、
“好き嫌いを理由に扱いを変えないこと”。
好き嫌いそのものを持つな、ではない。

感情があるから人間。
それを否定する必要はない。


■ 会社を強くするのは “好き”の総量。

組織が元気なときの共通点はひとつ。
好きなこと・好きな人・好きな瞬間が多い。

・この利用者さんが好き
・この同僚が好き
・この仕事の瞬間が好き
・ここで働く雰囲気が好き

“好き”が多いほど、行動量は勝手に増える。
自ら学ぶ。
自ら動く。
自ら改善する。
誰に言われなくても進化していく。

嫌いが多い職場は、どれだけ制度が整っていても停滞する。

だから社長として僕がやることは、
「好きが生まれる土台」をつくることだと思っている。


■ 大きな決断ほど “好き”で選ぶ。

経営判断は難しい。
数字や情報だけでは決められない時もある。

そんな時、僕は最後の最後で、
“好きかどうか”で決める。

好きな選択は、覚悟が持てる。
嫌いな選択は、どこかで逃げたくなる。

決断に必要なのは、正しさより“持続できるか”。
そのエネルギーの源は、好きか嫌いか──ただそれだけ。


■ 「おかげさま」が教えてくれること。

僕が大切にしている言葉に「おかげさま」がある。
この言葉を忘れない限り、
好き嫌いで選んでも、人としての軸はぶれない。

好きなものを選ぶのも、
嫌いなものを離れるのも、
全部“おかげさま”の延長線にある選択。

だから、好き嫌いで決めていい。
むしろ、人間らしくていい。


💬 問い

あなたが今「好き」で選べていないことは何ですか?
そして、その選択は“あなたらしさ”を削っていませんか?


✳️ 次回予告

🌟 第8回:「人のために動くと、結局自分が助かる。」
“利他的に見える行動”が、なぜ最も合理的な成長戦略なのか。
次回は「恩送り」の本質について語ります。

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