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🌏 新シリーズ『社長の選択。』 第九回(最終回) それでも決める。それが役割だから。

ここまで、
いろんな「選択」の話を書いてきました。

切る判断。
好かれない判断。
変えない判断。
今じゃない判断。
情と理屈の間で迷った判断。
先送りにした判断。
正解が分からないまま進んだ判断。
選ばなかった道の話。

どれも、
胸を張れる話ばかりではありません。

むしろ、
迷い続けてきた話です。


■ 決める側は、いつも少数派になる。

決断をすると、
必ず立場が生まれます。

賛成する人。
反対する人。
納得できない人。

全員の真ん中に立つことは、
ほとんどできません。

だから決める側は、
いつも少し孤独です。

でも、
その孤独から逃げてしまったら、
誰が決めるのか。


■ 強いから決めているわけじゃない。

誤解されやすいですが、
決める人は、
強いから決めているわけじゃありません。

迷うし、
怖いし、
間違えたくない。

それでも決めるのは、
自分の代わりに、
誰かがその結果を背負うから。

だから、
決めないという選択は、
一番簡単で、
一番無責任にもなり得る。


■ 正解は、最初から用意されていない。

ここまで来て、
はっきり言えることがあります。

正解は、
決める前にはありません。

あるのは、
その時点での判断と、
決めた後の向き合い方だけ。

決めたあとに、
修正する。
謝る。
やり直す。
支える。

そうやって、
正解に近づけていく。


■ 「おかげさま」で立っている。

振り返ると、
自分ひとりで決めてきたようで、
実はそうじゃありません。

支えてくれた人。
踏ん張ってくれた人。
黙ってついてきてくれた人。

おかげさまで、
今があります。

だからこそ、
決断は軽くできない。

自分のためだけなら、
もっと楽に逃げられた。


■ 社長も、ひとりの人間。

完璧じゃない。
間違える。
弱気にもなる。

それでも、
決める役割を引き受けている。

それが、
社長という立場であり、
同時に、
ひとりの人間としての選択でもあります。


■ それでも決める。

誰かに感謝されるためじゃない。
評価されるためでもない。

必要だから、
決める。

守るために、
決める。

前に進むために、
決める。

それでも決める。
それが役割だから。


■ 最後の問い

あなたは今、
どんな役割を引き受けていますか。

その役割の中で、
どんな決断を避けていますか。


連載を終えて

『社長の選択。』
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。

正解を教える連載ではありません。
でも、
自分の判断と向き合う
きっかけになっていれば嬉しいです。

また、
書く時が来たら書きます。

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