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踏み出した先にある、次なる景色
せっかく踏み出した、その一歩。 次は、だれかを笑顔にするために使おう。
僕はこれまで、自分の不安や勇気に向き合い、「どうやって一歩を踏み出すか」を考えてきました。 でも、踏み出した先で見つけた景色の中で、あることに気づいたのです。
それは、目の前の物事をいかに早く「終わらせるか」ばかりを考えていた自分でした。
「タスク」という名の檻からの脱却
あらゆる仕事、あらゆる役割。 決められた時間の中に、決められた手順。 かつての僕にとって、それはこなすべき「タスク」でしかありませんでした。
けれど、今は違います。 同じ行為でも、“どう終わらせるか”ではなく、“どう意味づけるか”で、その人の一日は変わる。 そこに、あらゆる活動の本質があるのだと、今は確信しています。
コップ一杯のお茶に宿る哲学
たとえば、コップ一杯のお茶を渡すこと。 これを単なる「作業」として終わらせるのか。
それとも、その人がホッと一息つくための「安らぎの時間」と意味づけるのか。 意味づけが変われば、手渡すスピードも、かける言葉も、こちらの眼差しもすべて変わります。
ただやるだけの作業じゃない、本当の「支援」へ。
魔法の問いかけ
僕が「本物の生活支援援助者」とは何か?それを考える中で見つけた、日常を価値ある時間に変える魔法。 今日からその答えを、一つずつ書いていきます。
まずは、自分にこう問いかけることから始めてみてください。
「誰のため? 何のため?」
その瞬間、あなたの目の前にある景色が、色鮮やかに変わり始めるはずです。
次回予告:第2回「迷った時の『魔法の問い』」
現場には、数えきれないほどの「ルール」や「正解らしきもの」が存在します。 しかし、私たちはいつの間にか、そのルールを守ること自体が目的になっていないでしょうか。
次回は、僕が困難な状況に直面したとき、必ず自分に投げかける「魔法の問い」についてお話しします。
その問いが、いかにして「使用者優先の原則」へと僕を導き、現場の景色を変えていったのか。