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「あるある」と叫びたい現場のぶっちゃけ裏話(コラム)ブログ

🌎『「あるある」と叫びたい。現場のリアルと僕らの本音』 第5回(最終回):綺麗事とリアルを両方抱えて、それでも僕たちが今日、一歩踏み出す理由

毎週金曜朝のガス抜きタイム、いよいよ今回が最終回となります。 これまで、給与の不満、動かない同僚、理不尽なハラスメントなど、現場の「ドス黒い本音」を綺麗事抜きで一緒に叫んできました。どうぞ最後まで、肩の力を抜いてお付き合いください。

このコラムを通して、僕が一番伝えたかったのは「愚痴を言うのは悪いことじゃない」ということです。 何でもハラスメントだと騒ぐのはただの子供のわがままですが、日々プロとしての責任感を持ち、ちゃんと考え、限界まで汗を流しているあなたが「やってられんわ!」と叫びたくなるのは、当たり前の防衛本能です。

まずはそうやって、心に溜まった毒素をしっかり吐き出して、ガス抜きをする。それができて初めて、僕たちのカサカサに乾いた心に、もう一度潤いが戻ってきます。

そして、ここからが今日の本題です。

心が少し軽くなった今、あえて胸に手を当てて、一緒に考えてみてほしいのです。

「これだけ理不尽で、これだけ割に合わない現場なのに、なぜ僕たちは今日もエプロンを締め、白衣をまとって、最前線に立っているのだろう?」と。

綺麗事の、その先へ。

「給料のため」「生活のため」。もちろん、それも大正解です。お金は生きていくために絶対に必要ですから。

でも、本当にそれだけの理由なら、他にもっと楽で、もっと割のいい仕事なんて、世の中にはいくらでもあるはずです。わざわざこんなに感情が激しくぶつかり合う、泥臭い業界を選び、しかもここまで真面目に悩みながら続けている理由にはならないと思うのです。

僕たちが、サボる同僚にシワ寄せを食らいながらも、結局はナースコールを拾ってしまう理由。 理不尽な一言に悔し涙を流しながらも、利用者様や患者様がフッと見せてくれた一瞬の笑顔や、「ありがとう」の言葉に、胸の奥がじんわりと温かくなってしまう理由。

それは、僕たちが心のどこかで、この仕事の持つ「本当の尊さ」を知っているからではないでしょうか。

綺麗事ばかりの理想論じゃ、お腹は膨らまないし現場は回りません。 だけど、リアルな本音をぶちまけて、ドロドロしたものを全部洗い流したあとに、僕たちの手元に最後にポツンと残るもの。それこそが、誰かの人生の瞬間に寄り添い、支えるという、この上なく人間らしくてエキサイティングな「仕事の意味」なのだと僕は思うのです。

僕らは一人じゃない。共に歩む「同志」へ。

前回の連載で、僕は「利他主義とは、自分を成長させる挑戦だ」と書きました。

その想いは今も1ミリも変わっていません。ただ、その挑戦は、綺麗でピカピカしたオフィスでスマートに行われるものではなく、この、愚痴と、汗と、ため息と、そして時々の笑顔が入り混じる「泥臭い現場の最前線」でこそ磨かれるものだと、今回のコラムを通じて確信しました。

理想だけを語る聖職者になんてならなくていい。 本音を叫び、お互いに「あるある!」と笑い合い、ガス抜きをしながら、泥臭くプロとしての仕事を全うしていく。そんな「ちゃんとしているあなた」こそが、この業界の、そして僕たちの組織の本当の宝です。

一人で抱え込んで、迷子になりそうになったときは、いつでもこの部屋(コラム)に戻ってきてください。ここには、同じように悩みながら戦っている、最高の仲間たちがいます。

綺麗事も、リアルな本音も、その両方を両手にしっかりと抱えて。 さあ、僕たちの愛すべき泥臭い現場へ、今日も笑顔で、それでも一歩、踏み出していきましょう!

これまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。また次の発信でお会いしましょう!

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